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2007/05/12

20070503-05白山縦走:加賀禅定道→中宮道2

5/4(金)
 2階の二人組は長丁場ということで、朝2時過ぎに起き出し、3時前に小屋を出て行った!それに便乗してYAMAYAMAも早起き、ヘッドランプを頼りに4時前に小屋を出発した!
 奥長倉山を越え、約1735m鞍部まで下ってから美女坂の登り、標高差約230mの急登である。夏道が出てる所もあれば雪面を辿る所もあり、薮がうっとしい所もあったが、思ってたほどには傾斜は急には感じなかった!それと先行の二人組のトレースにかなり助けられた感じである!大きな岩がある所が大体三分の二位の感じ。急なヤセ尾根が開けたと思ったら、美女坂の頭に到着!小屋からここまで1時間以上かかっていた!。
 しかり場から美女坂の頭が今回の核心部と考えていたので少し気分が楽になるが、行程はまだまだ長い!
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 針葉樹の点在する雪原を少し歩くと東の空から太陽が顔を出し、そこで写真タイムを兼ねて休憩(^_^)この日も好天って感じ!!!まさに残雪期の稜線漫歩が楽しめる幅の広い傾斜の緩い尾根をタラタラと歩いていく(^_^)2047.1m三角点P・2138mPを越え、石垣の残る天池(もちろん雪原となっている)を過ぎ、2158mPは頂上の東側直下を巻き下り切った最低鞍部が「油池」で水場を示す道標もある。
 油池から四ツ塚山まで約440mの長い登り、まさに「長坂」である(>_<)途中、夏道が出ている所の下でザックを下ろして20分休憩、それ以外は何回も立ち止まりながらひたすら登る・・・
 結局油池から2時間以上かかって、やっとこさ四ツ塚山三角点に到着!更にそのすぐ先の一番高そうな所まで行って休憩!まさに360°の大パノラマ\(^o^)/ただ靄っていて、北アルプスがあまり見えなかったのが残念・・・栄養&水分を補給して、写真をパtパチパチパチ撮りまくって、極楽気分(^-^)大汝山を見ると、下ってくる大パーティを確認!
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 七倉山はすぐ近く、四ツ塚山から20分で到着。少し下ったところで、さっき見えた大パーティとすれ違った。彼らは釈迦新道を下山するとのことだった。二人だけ七倉山の巻道に行っているのが見えたが、この二人は昨夜同宿の二人?だとするとすごく速い!!!
 七倉山と大汝山の鞍部付近にいつも水が溜まっているという御手洗鉢(おちょうずばち)、やっぱり水が溜まっていた!大汝山を登る途中、男性3人組(一人はスキーで二人は歩き)と遭遇、小桜平避難小屋をベースに頂上を往復してきたとのことである!この方法、なかなかいいかも、今度してみたいと思います(^_^)
 御手洗鉢から1時間ちょいかかってやっとこさ白山第2の高峰、大汝山頂上に到着!雲一つ無い良い天気だが、風が強く寒くてゆっくりはしていられない・・・といっても15分以上滞在!
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 大汝山から南方に下り、下りきった所から、東の方=中宮道、ヒルバオ雪渓の方向に進み、地肌が出ている所にザックをデポ、中宮道方面を偵察!近くに木製の道標があった。夏道は最初ちょっとしたピークから尾根伝いに下るようだが、この時期なら、谷沿いに一気に駆け下る方が早そうであった!
 時間的に厳しいけど、中宮道方面に下る前に、やはりザックデポ地点からサブザックで最高峰の御前峰を往復して来ることとした。雪に埋もれた翠ヶ池、油ヶ池の西畔を歩いて御前峰の急斜面に取り付き、登り切ると頂上稜線!室堂側から登ってきた単独行の男性山スキーヤーがいた!数分の緩やかな登りで、白山最高点の御前峰到着!実に22年振りである!!!ここまで奥長倉山避難小屋から8時間半以上かかっていた(゚o゚)
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 さすがに室堂側から登ってきた登山者、スキーヤーが多い!今までとは別世界という感じである、と言うのは少し大袈裟か!遠くは靄って見えないが、強風の中、展望を楽しみつつ写真を撮り、携帯が通じたので自宅に登頂報告のメールを送り、水分とカロリーの補給をして、25分位頂上に滞在!でも、まだ先は長く、ここでゆっくりしているわけにはいかず、ほぼ来た道を戻ってザックデポ地点に戻った!
 ザックデポ地点からヒルバオ雪渓の急斜面を一気に駆け下る!途中、夏道が通っているであろう尾根を男性二人組が登っているのを見かけた。傾斜が緩むとその二人の踏み跡に沿って歩いていった。二人の踏み後から分かれて、剣ヶ峰方面に登るトレースも残っていた!振り返ると一直線のトレースが綺麗に見えた(^_^)
 2416mPからの尾根を回り込む辺りで5人パーティ(男性3人・女性2人)とすれ違った。彼らと先程の二人パーティは中宮温泉から登ってきて、昨夜はゴマ平泊まりだったとのことである。少し立ち話をして先に進む。
 お花松原のあたり、2349mPへの登りが始まる所で休憩。風が無く、日差しは強く、暑く感じて、ミルク氷を賞味(^o^)/
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 しかし、足はそろそろ重くなり、2349mPへのわずかの登り返しんどい・・・このあたり稜線の南東側に広がる平坦地が北弥陀ヶ原か!下り切った約2115m鞍部でもミルク氷タイム(~o~)一登りした(といっても休み休みだったが・・・)2168mPから少し下ったところに「地獄覗」の道標発見!丁度ここで、北縦走路を辿ってきて昨夜はもうせん平付近で幕営したという4人組と遭遇。今日はもうそろそろ幕営しようかと考えているとのことだった。私がゴマ平まで行きたいと言うと、まだかなりあるしちょっと届かないのでは、との返事・・・確かに、日没と競争という雰囲気やし、まぁ行けるところまで行って暗くなりそうならテントを張ろうと先に進む。
 2万5千図の2114mP付近がうぐいす平か!前方の間名古の頭への登りは雪が所々消えかなり薮っぽく、時間がかかりそうである(>_<)下り切った約1985m鞍部でしばし休んで、間名古の頭への登りに備えた。藪そうなのでアイゼンは外すこととした。最初は急な雪面の登り、途中雪が消え薮こぎが混じり、後で見たらザックのサイドにつけていたテントマットにかぎ裂きができていた・・・雪面と薮を繰り返し、ちょっとした岩場もあったりして、疲れた体と重荷にはかなり堪えた(-_-)
 最後の薮を右側から回りこみながら越えるてわずかに登ると、ようやく間名古の頭頂上!140m程の登りに40分以上かかっていた(><)2年前のGWは三方崩山から夏道無き尾根を辿ってここまで来たのが懐かしい!しかし、三方崩山~間名古の頭の尾根は一昨年と比べて今年はかなり雪が少なく見える。今年行こうものならかなりの薮漕ぎだったかも・・・
 しかし、ゆっくりする時間は無く、先に進む。三俣峠までは約160mの下り、ここから2077mPまで約110m程の登りが疲れた体にはかなり堪えた・・・前衛のピークは巻いて30分以上かかって2077mP、さらにその奥の約2065mPまで10数分。ようやくブナ平への下降ポイント到着!この日は視界が良かったので眼下の尾根の方に向かって下れば良かったが、ガスってたらこの下りは要注意!
 標高差約210mの下りを10分で下ると尾根の陰に小屋発見!まさに日没と競争だったけど、どうにか明るい内に避難小屋に辿り着くことができた!御前峰から6時間チョイ、奥長倉山避難小屋から15時間チョイ、長い長い行程でした(^_^)
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 当然小屋には他に誰もいず、貸し切り、好き放題荷物を広げて、夕食タイム、でも20時半にはシュラフに潜り込んでました(-_-)zzz

20070504(金)所要時間15h02m、実働時間11h46m、コースタイム11h20m
御前峰まで:所要時間8h34m、実働時間6h55m、コースタイム6h20m
御前峰から:所要時間6h03m、実働時間4h51m、コースタイム5h00m
奥長倉山避難小屋(1725)352→358奥長倉山1771mP(1760)400→457美女坂の頭1968mP(1955)→501御来光タイム約1955m鞍部付近(1950)512→532 2047.1m△点P(2035)533→555天池約2135m(2120-25)558→642「油池」水場分岐・約2085m鞍部(2065)644→746rest(夏道露出地点下)(2300)806→902四ツ塚山△点2519.5mP(2515)→908四ツ塚山約2525mP(2505)924→944七倉山約2555mP(2525)952→1007御手水鉢(2440)→1109大汝峰2684mP(2655-65)1126→1139ザックデポ地点約2600m(2580-85)1156→1226御前峰2702.2mP(2670・2700とする)1251→1312ザックデポ地点約2600m(2600-20)1327→1404お花松原約2260m鞍部付近(2265-70)1422→1451 2349mP(2350)→1533約2115m鞍部(2120)1550→1612 2168mP(2180-85)1615→1619「地獄覗」約2160m(2170)→1636 2114mP(2115)1637→1642約1985m鞍部(2000)1649→1731間名古の頭2123.9mP(2145)1734→1751三俣峠約1965m(1985-90)1756→1827 2077mP(2100)→1841約2065mP(2085)1844→1854ゴマ平避難小屋約1855m(1885)(泊)

(続く)

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コメント

 はじめまして
 白山のヒルバオ雪渓を登っていた写真のうちの
ひとりです。
 この日は、ゴマ平小屋からこの登りでバテバテでした。うまく行けば奥長倉までを狙っていたのですが、白山室堂でこの日はやめました。
 あれから、間名子の頭を越えて、ゴマ平までとは凄いですね。私たちは翌日一里野に下山し、中宮に車を回収して広島に帰りました。

投稿: akapaj | 2007/09/04 22:43

akapajさん、はじめまして、こんばんわ!
YAMAYAMAのブログにようこそ!!
akapajさんはYAMAYAMAがヒルバオ雪渓を下っていた時に登ってられた男性二人組の内のお一人なんですな!丁度私と全くの逆コースだったんですね!!

ゴマ平から来ると、あのヒルバオ雪渓の登りは相当堪えそうですねぇ!下りは駆け下れるからいいけど、登ろうとすると、急斜面やし、雪も腐ってくるし、かなり時間と労力がかかりますよね!!
私も、ほんまに日没と競争って感じでどうにかゴマ平に辿り着いたって感じでした(^_^;)
しかし、広島からだと白山、結構遠かったでしょう!
これを御縁に、また書き込みなんぞしてくださいませ!!!

投稿: YAMAYAMA | 2007/09/04 23:16

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